介護教則本の車いすの頁を見ますと、介護型と自操型(自走型)があって人に合わせるのではなく、利用者の使用目的の順位とその車いすの付いている機能が合致するかを見ます。例えば、自分で動かすことはできないが、外へ出たい。そして家の周りが砂利道で段差が多い場合、介助用の小さな後車輪のものより自操用の大車輪のものの方がタイヤが砂利に埋まりにくく段差乗り越えが容易であったりします。
また、身体の障害がある場合には座位の保持機能も大切です。そして、長時間座る場合は褥瘡の予防にも配慮が必要です。
車いす選びのポイントは、
@ 長時間でも快適なすわり心地
A 褥瘡の予防や脊椎の変形を抑える
B 乗降りや乗移りが容易
C 本人や介護者による操作性が快適
このような優先順位になります。
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