ポイント |
1 |
サービスの実施状況の全てが記録されている必要はないが、記録に基づいた説明ができることが必要となる。
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1
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記録の保管については、プライバシー保護の観点からも取扱いに留意〈評価項目:2.2.2〉する必要がある。 |
2 |
利用者一人ひとりの管理責任者を定めていることを評価する。 |
3 |
サービスの実施状況の把握に基づく計画の見直しが作成責任者〈評価項目:3.1.1〉において可能となるための情報伝達を評価する。 |
4 |
サービス実施に関する評価は、一つには、サービス実施を通じて利用者のQOL(生活の質:Quality Of Life)やIADL(生活関連動作:Instrumental
Activities Of Daily Living)の向上・改善があったか、その家族の負担軽減等につながっているかについて、二つには、事業所が提供するサービス(目的・内容等)が適切であったかどうかについて、サービスの振り返りを行うことが必要となる。
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用語 |
○ |
記録:どのようなサービスを実施し、その結果として利用者にどのような変化があったのかについて記録しているものを指す。ケース記録に限らず、寮母日誌、夜勤記録、看護記録等の部門ごとに整備されているものを含む。 |
○ |
管理責任者:制作された計画に基づき、各利用者へ実施する個々のサービスについての実施状況を管理する者を指す。
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○ |
確実に伝達:情報伝達の流れが平準化(マニュアル化、フローチャート化とその周知)していることを指す。 |
○ |
目標:3.1.1にいう「目標」を指す。 |
○ |
定期的:あらかじめ定められた時期(期間の長短は問わない。)によるものを指す。 |